モジホコリカビ(粘菌)その後

モジホコリカビ(フィザルム:アメリカの粘菌)とは何か
私はモジホコリカビという粘菌をつくば市の細矢さんから無料でいただきました。
送料はクール宅急便で1000円でした。
↓細矢さんのHP
 
プラスチックシャーレの寒天培地の上で飼っていますが、10日ぐらいすると表面が排泄物やら
カビやらで汚れてきますので、その度に寒天培地を作り、移動させています。
 
この生物は生命力が強く、変形体を切り刻んでも、それらバラバラになった状態でさらに成長していきます。
プラナリアよりも強いです。カビとしての性質ももっていますので。
 
寒天培地の作り方は、400ccの水に粉末寒天を8グラム投入するということでよいと思います。
 
で現在きれいなシャーレで生活している変形体がこれです。↓
イメージ 1
 
餌はオートミールをやっています。昔は雪印から発売されていたのですが、今はもう売ってないようです。
他の会社から販売されてます。
 
私はたまにビクセンの顕微鏡100倍モードでこの生物を観察しています。
イメージ 2
 
原形質流動がものすごく激しく、管が見えるのですが、ある一定方向に1,2分原形質流動が見られた後、その流れが全く逆になります。こういうのをみると不思議すぎるとしか思えません。こういう生き物を人工的に創造することは永久に不可能のように思えます。
 
モジホコリカビを冷蔵庫に入れてみると、その後もちゃんと生きてました。ただ暑さに弱いらしく、25度以上の場所では頓死するとマニュアルに書かれてました。でも私的には30度ぐらいでも大丈夫ではないか?と思います。
 
この粘菌は簡単にたくさん増えるので、プラスチックシャーレが多く必要になると思います。