秋月電子のLCDオシロスコープキット製作

秋月電子の”LCDオシロスコープキット”を製作しました。付属の説明書は英語で読めないので、ネットで先輩方の製作記事を参考にして作り上げました。
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これの製作は、まず最初に部品が一つ足りなくて(タクトスイッチ)、製作できず、秋月の人に足りない部品を送ってもらいました。確か、インダクターもリード線の根元がグラグラしていたので、インダクターも交換してもらいました。部品が全部そろっているか、不良品がないか、よく確かめた方が良いです(2016年2月-5月)。
プローブは最初から完成品で、丈夫でした。
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でも今回このキットを製作している時、何故か
「このキットは、うまく動かないんじゃなかろうか・・・」という疑念にとりつかれました。何故かわかりませんけど。定電圧レギュレータ をはんだ付けする時に放熱器を取り付けるのを忘れてドジりました。
その結果、基板から定電圧レギュレータ を取り外し、写真のように不用リード線の切れっぱしを使い補修しました↓
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定電圧レギュレータ をはんだ付けする時は、放熱器を取り付けるのを忘れないようにしましょう(つーか、こんなドジを踏むのは私だけと思います)。
 
次、電解コンデンサは、キット付属のものを使うより、日本製のものに全部変えた方が良いそうなので、私はそうしました。結果、ちゃんと動作しました。
470μFの電解コンデンサは横に寝かせた方が良いでしょう。
 
先輩製作者の方の製作記事に、
液晶にピンヘッダーをはんだ付けする際の注意事項がありますが、ここをあまり入念に神経質にやると、かえって初心者はピンヘッダーを壊してしまうかもしれません。要するに、液晶と本体基盤が接触しないようにすれば良いのです。
 
それと、今回の製作で、非常に危惧感を抱いたのが、スライドスイッチのはんだ付けでした。はんだ付け場所が非常に細かく、はんだブリッジしまくりで、「もううまく作れないんじゃないか・・・」と思いました。はんだブリッジした場合、はんだ吸い取り線で余分なはんだを除去すれば良いと思います。私はそうしました。
 
はんだごてのこて先は、一番細いこて先にした方が良さそうです(これ重要)。
 
でも先述の先輩の方、他の先輩の記事のおかげで無事完成し、
製作途中 初めてキット製作時の危惧感を抱いたにもかかわらず、
作動しました。キット製作の先輩の方々、有難うございます。
 
それで、このLCDオシロスコープキットを使って2点観測してみました。
 
”CPUの創りかた”のTD4のクロック回路の波形です。↓
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次は政木和三氏の神経波磁力線発生器のコイルから
発生している波形です。おそらく、1.5msの周期では
ないかと思います。↓
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こういう波形を観測できるようになったのは、ネットの
LCDオシロスコープキットの製作記事をうまく書いてくれた
先輩方のおかげであります。有難うございます。
 
マニュアルが日本語であれば、もっと良かったのですが、
オシロスコープに関しては、日本語の説明書なんてみかけたことが
ありません。