"CPUの創りかた"という本のTD4

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昔 ここのブログに投稿した、有名な「CPUの創りかた」という本を参考にしてブレッドボード上に組み立てた、"TD4"というCPUです。
(左上の写っている顔はしりあがり寿さんw)
三年前、プログラムが上手く動かなかったので、「配線ミスか?」と思い、
徹底的にチェックをしたのですが、誤配線が見つからず、「何でプログラム通り動かないんやろ??」と悩んで、そのまま押し入れに放置してました。というのは、ブレッドボードの上に組んでいるので、配線がスポッと抜けやすいからです。最近、再度押し入れから取り出して、プログラムを実行させてみると、「ラーメンタイマー ww」がちゃんと作動するのを確認しました。
 
正常動作をしない場合は、リセットをすれば良いみたいです。
リセットせずとも、正常にプログラムが動く時もあります。
 
74HC283というロジックICが、ALU(演算装置みたいなもの??)なのですが、電気を入れた最初にここがおかしな動作をする場合があるみたいです。配線は99.999・・・%の確率で間違ってないと思います。
 
次にLEDの説明します。左上の赤く四角いLEDはキャリーフラグ、左中央寄りの黄色のLED群はアドレスバス、左下の赤いLED群は出力ポート、右の赤いLED群はAレジスタ、右の赤く四角いLED群はBレジスタ、右下の緑のLED群はプログラムカウンタです。
 
「CPUの創りかた」はコンピュータの勉強に非常に有益で、アマゾンでは
”神書”と評価がされています。(とにかくこの本よりコンピュータについてわかりやすく最後まで読ませる力を持っている本は他にはないと言われる。)
 
私がブレッドボード上に組み上げた”TD4”はデータバスの表示だけが私に納得できない表示がでます。なので、LEDはそこだけつけてませんw(2016年4月13日に直りました。)
 
何故、原著者の思惑通り、プログラムが完全に動いているのに、データバスのLED表示だけが奇妙なのか?(他は全部正常)はもう現在考えてもわからないので、また将来思いつくかもしれません。
 
(付記:原著者が本に載せているプログラム”LEDチカチカ”と”ラーメンタイマー”がちゃんと動くので、完成していると思ったら、自分で作成したプログラムが正常に動きません。なので、目立ってデータバスの表示がおかしいので、ROM(青いスイッチ群)辺りの配線が間違ってるようです。直すのは結構疲れるので、いつやるかはわかりません。かなり手ごわいです。TD4は。)
 
(付記 2016年4月13日にデータバス、その他もろもろ全部正常に動くようになりました。ROMの線が一本抜けてやがって、それに3年気がつきませんでした。直したら、正常に動きました。原著者の設計は完ぺきであることが証明されました。というのは、他の人が製作したTD4を手で触れさせてもらったことがないし、目の前で現物を見たことがないからです。)

(付記②↓現在のブレッドボード上に組んだTD4です
電源投入時に74HC283が誤動作しますが、7ピンをGNDから20秒ほど抜いて元に戻すと、リセットがかかるのか、それ以降は電源を切るまで正常動作をします。よって配線は間違っていないようで、ロジックIC誤動作の原因は”回り込み”ではないかと思っています。2017/3/11)