ゲルマラジオにはアースをつけるとよく聞こえます。

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日曜 衆議院選挙の日に何十年ぶりかに
まともなゲルマラジオを作ってみました。
写真のものがそれです。三枚目の写真の中央に米粒みたいな
部品が写っていますが、これは検波用の半導体で、
ショットキーバリアダイオード 1SS86というものです。
ゲルマニウムダイオード 1N60を使いたかったのですが、
手元にありませんでした。
4枚目は回路図です。
このゲルマラジオと同じものは科学教材社という会社で販売されています。
今までゲルマラジオを作っても、アンテナ線のみで、
アース線はつけなかったのですが、今回はアース線を用意して試してみました。
そうすると、アンテナ線のみの状態より、5倍ぐらい大きな音声で聞こえました。

アース線をつけると、実用に使えそうです。
このラジオは電池も電源もいらないので、不思議です。

先日、ゲルマラジオについて詳しく書いている、素晴らしいサイトを発見しました。
ゲルマラジオの試作工房
今日は大阪は良く晴れていますが、ゲルマラジオにつないでいるアンテナ線と
アース線を眺めて、ゲルマラジオのセラミックイヤホンから音声が聞こえてくるのを
見ると、何か不思議な、感慨深いものがあります。