キットで作るゲルマラジオ

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最近、ゲルマラジオ製作にはまっている私ですが、
昨日は、特定非営利活動法人ラジオ少年様

クラシックゲルマラジオキット KIT-4DXX

を作ってみました。
一枚目の写真はコイルで、”並四コイル”と言われているものです。
二枚目の写真は、バリコンで、ポリバリコンよりも高価そうです。
三枚目の写真は、上が抵抗、下が”ゲルマニュームダイオード”です。一般的には
ゲルマニウムダイオードと言われているものだと思いますが。
四枚目は、その他の部品です。
五枚目の写真は完成後の写真で、六枚目は裏から見た写真です。
七枚目は、重要部品のゲルマニュームダイオードです。

作り終えて、ちゃんと音が出たので、安心しました。
このゲルマラジオは、

選択度が非常に良いです。

バリコンが高級品だからだと思います。
選択度が悪いと、複数の局がごっちゃになって聞こえてきます。
デザインも格好良くて気に入っています。

でも初めてラジオを自作する人が、一人で製作するには、ちょっと難しいところがあると思いました。
多少難点が3つぐらいありました。
①木ネジが木製台に入らない個所があった。
②錫メッキ線が50cmと説明書に書かれているが、実際には44cmしかなく、
私が製作した場合、この線が足りなかった。
③バリコン本体に錫メッキ線を半田付けしなければならないところがあるが、難しく感じられた。

などです。これらは初めてラジオキットを自作する人が指導者がいなくて製作する場合には、
混乱する可能性があります。
やはり初めてラジオキットを製作する人は、科学教材社のスパイダーコイル(コイル巻きも楽に楽しめる)ゲルマラジオから始める方が良いと思います。

でもこのラジオ少年様のゲルマラジオはご覧のとおり、デザインが格好良くて、おまけに選択度が良いので、素晴らしいラジオキットだと思います。

簡単なラジオキットを2,3作って慣れてから、このラジオキットを製作した方が良いかもしれません。