リーマン予想について 6

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私は学校でゼータ関数について、全く学んでいません。
NHKの高校数学講座でもやってませんでした。
大学の数学で学ぶものみたいです。
学校で学んでいなくても、「リーマン予想」はゼータ関数に関する予想ですから、
ゼータ関数について知らなければ、何もできないわけです。

ゼータ関数について調べてみると、
「基礎 数学ハンドブック」聖文社には載っておらず、
講談社 現代数学小事典」みたいな難しい本にさえほとんど載っておらず(リーマン予想についてはちょっとだけ書かれていた)、
20年ほど前に購入した「岩波 数学辞典 第3版」には長い文章が載ってましたが、難しすぎてほとんどわかりませんでした。

なので、私がこの図面に書いていることなどは、「講談社ブルーバックス 数学21世紀の7大難問」に書かれていることを参考にしています。

ζ(-1)=-1/12

何てことも書かれてますが、これについてはインターネットのサイトなどで、
「正しくない!」という風に議論されたりしています。



前回までは”ガウス平面”について書きました。
余談ですが、中央公論社 世界の名著79巻「現代の科学Ⅰ」のP20に
”一般的な複素数が、いわゆる複素平面上の点と対応づけられるようになるのは十九世紀の初めであったといわれている。それを、アルガン(J.R.Argannd,1768~1822)図示(diagram)と呼ぶ人もあるが、より普通には十九世紀最大の数学者とされているガウス(K.F.Gauss,1777~1855)の名を冠するガウス平面(gauss plane)として知られている。”
というように書かれています。ガウス複素平面を発見するよりも前に、それをすでに見出していた人がいたようです。