テレビでやっているターミネーターの16話について

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2010年2月13日に関西テレビで放送されたドラマ、
ターミネーター」の16話で、ものすごーくいい加減なセリフがあったので、
「テレビの放送番組っていい加減やな」と思ってしまいました。

というか、あまりにもいい加減に作っているので、製作者は何を考えてるのか?
事実を伝える気があるのかどうか?とまで考えてしまいました。
間違っているのは、アメリカの製作者なのか、日本語版の製作者なのかどちらなのか
よくわかりませんが。

写真は創世記の34章です。これが基準だと思います。

で、問題のシーンについて

キャメロン(ターミネーちゃん(笑)):「創世記34章」
サラ:「聖書をおぼえたの?」
キ:「ナブルスの王子シケムはヤコブの娘ディナを犯した。そして彼女に恋を」
  「そこでシケムの父親は二人を結婚させるためヤコブに会いに行く。」
サ:「勇気あるわね。」

キ:「ヤコブの返事はこう。ナブルスの男全員が割礼すれば娘をやる。」

サ:「それでみんな割礼した。」
キ:「3日後町の男たちは割礼の痛みに苦しんでいるところへディナの兄弟が来て皆殺しにした。」
サ:「あなた好みの話ね」
キ:「ええ、私好みの話」

ヤコブがナブルスの男たちに割礼をせよ、と言ったとは聖書に書いていません。
ヤコブの息子のディナの兄弟たちが、シケム一族を滅ぼすために彼らに割礼させたのです。

ジョン・コナーを守っているターミーネーター キャメロンは好きですけど、
聖書に書いていることはちゃんと読んでから、ドラマにしてほしいです。
というか、どう考えてもターミネーターシュワちゃん主演の「ターミネーター2」で
完全にオチがついています。
その続編を作るのは難しいと思いますが、キャメロン好きなので、これからも見ると思います。
今回のセリフは誰が書いたのか知りませんが、聖書を引用するなら、ちゃんと読んでからにしてほしかった。